戦国時代の性交(セックス)のルール!
戦国時代のセックスの考え
セックスは健康管理に欠かせなかった!!
戦国時代のセックスはただ単に子孫を残す為の行動だけでなく健康管理の重要なポイントとして考えられていた。
ここでは、戦国時代に実際にあったセックスのルールについて紹介する。
セックスもやりすぎに注意!
セックスしてはいけない日があった!?
越後村上藩初代藩主・村上頼勝は家中に「セックス」を禁止する日(九毒日)を発令した。
旧暦5月の5・7・15・16・17・25・26・27の9日間のセックスを禁制しこれを厳しく守らせた。
理由についてだが、中国古来の陰陽道では、男女のセックスを陰(女性)と陽(男性)の性交と考えている。
そして旧暦5月(現在の6月)は天地陰陽のバランスが大きく崩れる時節であったと言われていたため、この時期にセックスをすると陰陽のバランスが崩れるから禁止したと言われている。しかし、なぜ5・7・15・16・17・25・26・27の9日間かはわかっていない。
また、村上頼勝は「セックスをしすぎると骨の髄までガタガタになる」という詩まで歌っており、セックスのしすぎも体によくないと詩っている。
出陣前3日間は禁欲すべし
セックスすると討死する!?
戦国武将達は合戦の出陣前には必ず禁欲したらしい。
当時出陣前の3日間は「精進潔斎すべし(心身を清めて、一定期間、欲望を慎むこと)」とセックスが厳しく禁止されていたのである。これは兵法書にも記載されていたとされている。
また兵法書には妊娠中の女性が軍衣に触れることすら許されなかったと記載している。
このタブーが出来上がった背景には日本古来の「女性は不浄」とする思想の影響があるといわれている。
このタブーを破ると、汚れが軍衣や兵法書に移り、必ず討ち死にするとまでいっている。
しかし、戦国時代末期になると上記のしきたりは風化しており、徳川家康は妊娠中の側室を二度も陣中に伴っている。
兵法書にこのように記載されている背景には士気の低下や体力の消耗を防ぐのが狙いだったという見解もある、また精進潔斎することで精神力を高めようとした狙いもある。
戦場の掟
出陣前は控えていたセックスも、出陣後は”解禁”となった。
売春婦、小姓、場合によっては側室を呼びつけることもあり、戦場での性交はバラエティーに富んでいた。
さらに、戦場を専門に回る売春婦も存在しており、その代表格が「御陣女朗」と呼ばれる売娼婦の集団で、戦場を渡り歩き、仮小屋を作って営業していた。
その起源は軍の遠征に参加して吉凶の判断をしていた、「占い師」とされている。京都の桂川でとれた鮎を売っていたので「桂女」と呼ばれていたとも言われている。
戦場の数が増えてくると「桂女」は討ち取られた敵方の武将や兵士の首の汚れを落とし綺麗に化粧する「首化粧」に手を染めるようになった。
戦国時代後期には手間のかかる化粧より、楽に稼げる性交をメインで行う「桂女」が増えてきたとされている。これは戦の数が増え長期化、大規模になったからだと推測される。
このほかに「
小姓の役割
陣中は女人禁制が原則。当然小姓たちはここでもセックスの相手として重用されることになる。とくにお気に入りの小姓は必ず戦場に同行し、陣中でも寝起きを共にしていた。
小姓たちの仕事はこれだけではなく、敵の奇襲を受けるなど主君に万一のことがあったときには警護の役目も果たしていた。
小姓を同行させるほどの身分ではなくしかも売娼婦も居ない場合に備えて武将たちは春画等を戦場に持ち込んでいたとされる。
しかし、戦国時代とはいえ公にできず具足入れなどに隠して運んでいたらしい。
売娼婦の種類
たち君
街角に立って客を引く街婦、一般的な娼婦である。客引き役の女性と二人一組で商売する事が多かったらしい。まず客引き役のほうが、捕まえた客に相棒の女性を見せ気に入れば商談が成り立った。
つじ君
路地などに粗末な店を張って商売していた。便利で気軽な「売春宿」である、ランクで言うと「たち君」より下だった
白拍子
表向きは舞をみせる芸者だが、実際は売春で生計を立てていた。白拍子はもともと平安の末頃から流行した歌舞の事を言ったが後に白拍子を舞う遊女の事を指すようになった。
比丘尼
尼さんの格好をした売娼婦。当時ヨーロッパから日本にやってきた宣教師達は尼僧が戦場まで出かけて売春をし、お寺の中でもやっている…とあきれかえっていると言う気持ちを映した書物が存在している。
久秀のセックス指南書
戦国時代のセックスは健康上の重要事項であっただけに、戦国武将の間ではセックスの研究が熱心に行われていた。漢方の強精薬を愛用していた武将も少なくなかった。
そんな中で詳細なセックスの「指導書」(『黄素妙論』)を書いた人物がいる。「松永久秀」である。久秀は健康法として家中の物に守らせるために書いたとされている。
セックスをしてはいけない場所
神社や仏閣
神社や寺など神聖な場所を汚してはいならない。仏像などの前も同じ事が言える
野外
昔から「アオカン」は行儀が悪いこととされていたらしい。また武士たるもの、屋外で無防備な状態をさらす事も恥だとされていた
井戸やトイレの側
淫らな行為で井戸を汚してはならないし、逆にセックスで汚物を汚すのもよくない。