戦国時代のセックス指南書
『黄素妙論』 を徹底解説
黄素妙論とは?
戦国時代のセックスはただ単に子孫を残す為の行動だけでなく、健康管理の重要なポイントとして考えられ、戦国武将の間ではセックスの研究が熱心に行われていたり、漢方の強精薬を愛用していた武将も少なくなかった。
曲直瀬 道三
病気の原因になる性交(「五傷の法」)
久秀は以下の五項目を「五傷の法」と名づけ重要視した。
- 女性の気分が盛り上がっていないのに、無理にやってはいけない。(肺を痛める原因になる)
- 女性がしたいときにしないで、やる気をなくした頃にするのもよくない。 無理にやると、女性が婦人病の一種になってしまう。
- 高齢者になり精機能が機能しないのに無理に若い女性とセックスして射精すると、必ず目を悪くし、最後は失明していまう。
- 生理中の女性とセックスすると両方とも腎臓を悪くする。
- 酔っているときに無理して射精すると顔色が黄色になる。
性交してはいけない体調
① 憂鬱な気分や落ち込んでいるようなとき。
② 怒りで逆上しているとき。
③ 疲労困憊でへばっている時。
④ 食べすぎや飲みすぎで内臓の調子が悪いとき。
⑤ 病み上がり。
セックスしてはいけない女性
① 出産後1ヶ月たっていない女性
② 髪が黄ばみ顔色が黒ずんだ女性
③ 肌が荒れている頬高の女性
④ 出産回数の多い年上の女性で、生気が貧しい女性
⑤ 気が荒く、男のような声を出す女性
⑥ わき臭が強く陰部にまったく潤いがない女性
以上のような女性とセックスしても疲れて体に悪いだけと久秀は書籍に記している
セックスをしてはいけない日
- 天候が荒れてる日
- 暦上の特別な日
台風など雨風の激しい日や、雷・竜巻・地震などのある日はセックスを禁止している、これは天候が極端に崩れる日は天地陽陰のバランスが大きく乱れるからという陰陽道の教えである
大晦日や元旦、春分・夏至・秋分・冬至・大寒・小寒・庚申・甲子また五月五日の端午の節句などもセックスしてはいけないと記されている。
また、セックスしていまうと死につながると『黄素妙論』に記載されている。
望ましいセックス
『黄素妙論』の中に「常に奥まで挿入してはいけない」と記載がある、これはセックスのテクニック時に深く挿入すると、女性の五臓(心臓・肝臓・肺・腎臓・脾臓)を痛めてしまうと考えられていたためである。
また、久秀は「男性の生殖器の大小は女性の快感に関係ない」と訴えており、女性がオーガズムに達するのは、雰囲気と性感帯を刺激することによって得られるものだと考えていた。