【】
断絶していた分家の河原御所の家柄を継ぐ
川原 具信
ポイント
- 浪岡北畠当主・浪岡具永の庶子
- 断絶していた分家の河原御所の家柄を継いぐ
- 川原御所の乱を起こし甥・具運を討つ
概 要
浪岡北畠家臣。具永の子。断絶していた川原御所を継ぐ。「津軽郡中名字」を編纂した。のちに甥・具運と対立して具運を討つが、具運の弟・顕範に討たれた。
生 涯
浪岡北畠家の当主・浪岡具永の庶子といわれる。父の命令で、断絶していた分家の川原(河原)御所の家柄を継いだ。
所領問題で甥の浪岡北畠9代当主・浪岡具運と争い、1562年に具運を暗殺した(河原御所の乱)。
しかし、自らも具運の弟の顕範によって殺されてしまった。
この河原御所の乱は、結果的に浪岡北畠氏の衰退を招くことになる。