人口は?石高は?
新潟県の主な城下町を徹底解説


 直江津(高田)

旧国名越後
所在地上越市
石高75万石
人口10,807人
標高13m

直江津は1381年に越後守護代・長尾高景が春日山城を築城しその城下町として栄えた。
長尾家の長尾景虎(上杉謙信)が関東管領の上杉家の家督を継ぎと越後の統一を果たすと関東管領の拠点となった。
謙信の子・景勝が会津へ転封となると堀秀治が入封すると、秀治は春日山城を廃して直江津の福島に本拠を構えたが、後に除封となり後釜には徳川家康の6男・松平忠輝が入封し高田城を築城し高田藩が置かれた。

 村上

旧国名越後
所在地村上市
石高15万石
人口7,825人
標高135m

新潟県最北端の城下町。村上藩の城下町として栄え、現在でも市中に武家町、商人町の面影が残る。

 長岡

旧国名越後
所在地長岡市
石高7.4万石
人口11.800人
標高23m

長岡市の中央部は信濃川により形成された沖積平野に位置し、長岡藩の城下町として栄えた。
1598年に堀氏が城主となると、1616年に堀直寄が長岡城を築城

 新発田

旧国名越後
所在地新発田市
石高10万石
人口10.800人
標高13m

戦国時代は新発田氏の居城があり城下町もあったと言われている。1598年に上杉景勝が会津へ入封すると溝口秀勝入封し新発田藩を設立しその城下町として栄えた市街地は新発田城を代表とする歴史的建築物が多数あり、今も城下町当時の区割りや道、新発田川などの水路がかつての姿をとどめている。