人口は?石高は?
宮城県の主な城下町を徹底解説

宮城県の城下町

 仙 台

旧国名陸奥(陸前)
所在地仙台市
石高62万石
人口5500人
標高116m

関ケ原合戦の後に伊達政宗が居城を岩出山から千台に移し広瀬川の河岸段丘上に新城の築城と城下町の整備に着手し仙台藩62万石の中心地とした。
「仙台」の名前の由来は陸奥の国衆・国分氏の城「千代城」から転じたものとされ、千代とは城の位置に千体仏があったためで、千体が転じて「千代」となった。転じた理由としては、城が千代(ちよ)に栄えるようにという願いからつけられたという説がある。

 白 石

旧国名陸奥(磐城)
所在地白石市
石高1.3万石
人口3千人
標高76m

古来より交通の要所であった白石は奥州藤原氏の流れである刈田氏(白石氏)が支配していたが(戦国時代)になると、白石は伊達氏の支配下に置かれた。
奥州仕置きの後に蒲生氏郷の領地となったその後、上杉家を経て政宗が上杉家から奪い側近・片倉景綱を入れた仙台藩の一部とした。
その後、家康は一国一城令を発令し日本全国の城を破却させたが、白石城は特例として城の存続が認められ、白石は明治維新までの260余年間、片倉氏の城下町として栄えた。