細川氏之や三好実休の寵愛を受けた絶世の美女
小少将
概 要
阿波西条東城主岡本牧西の娘として生まれる。
阿波守護・細川氏之(持隆)の正室・大内氏に侍女として仕えた後に、氏之の寵愛を受け側室となる。
氏之が三好実休に殺害されると、小少将は実休の正室となる。
ポイント
- 阿波国西条東城主・岡本牧西の娘
- 美貌に優れた
- 細川氏之の側室となった後に三好実休の継室となる
誕生・死没
- 誕生:?
- 死没:?
- 享年:?歳
名 前
- 大形殿(通称)
略 歴
1553年 | ?歳 | 氏之が三好実休に殺害される。 実休が小少将を正室に迎える |
1562年 | ?歳 | 三好実休が戦死する |
生 涯
細川氏之の側室として
阿波国西条東城主である岡本牧西の娘として生まれる。
当初は阿波守護・細川氏之の正室・大内義興の娘に仕える侍女だったが、その美貌から、氏之の寵愛を受け、細川真之を生んだ。
三好実休の継室
1553年、氏之が三好実休に殺害されると、実休は真之を傀儡化し主君に擁立し、その母である小少将を室に迎えた継室とした。その後、小少将は大形殿と呼ばれるようになった。
小少将と実休の間には三好長治が生まれた。
三好実休の死後
1562年、実休が戦死した。実休没後の小少将について、三好氏の重臣・篠原自遁と親密な関係になった。二人の噂は国中に広がり小少将は噂が広まった責任を三好氏の執政である篠原長房に押し付けた、そのため、1573年に篠原長房は小少将の子である三好長治と細川真之に反逆の意があるとされ討たれた。