蠣崎家の本拠地であり、国の史跡にも指定されている城跡
徳山館(松前大館)
徳山館からみた景色
1.城データ
築城年
- 1400年頃
築城者
- 安東氏?
別名
- 松前大館
天守構造
- なし
城郭構造
- 丘城
遺構
- 曲輪、土塁、空堀
主な城主
- 蠣崎氏
廃城年
- 1620年
年 表
1514年 … | 蠣崎家がアイヌ勢を撃退し松前館に入場 |
1582年 … | 南部信直が晴政の家督を継ぎ三戸城に入場 |
1606年 … | 松前藩が徳山館から松前城に拠点を移す |
概 要
徳山館(松前大館)は現在の北海道松前郡松前町にある松前城(福島城)の北東に位置する山城です
幅30メートル、長さ100メートルの小館と幅200メートル、長さ300メートルの大館で構成されており、左右崖に囲まれている台地上に築城されました。
また道中12館のひとつとして数えられ、「コシャマインの戦い」では一度アイヌ民族の手に落ちましたが、武田信広(蠣崎家の子孫)によって奪還に成功し
蠣崎光広によって大館が改修され「徳山館」と名を改めました、それ以降、蠣崎慶広が1606年に松前城(福山館)に移り住むまでの間、蠣崎家の本拠地とされていました。