1.城データ
概 要
遺跡登録名称は「旭館」とされている。範囲は南北約700m、東西450mに及ぶ、谷を隔てて南北二つの山塊に分かれている。
南側の山塊を「朝日館」と呼び、「主郭」「副郭」「腰郭」などはこちらにあったといわれている。
北側の山塊を「古館」もしくは「本館」と呼んでいた。
室町時代には葛西満信の子・重信が朝日館にはいり「本吉」を称していたという。
立 地
水尻川の河口から役1.2km上流、水尻川と保呂川に挟まれた丘陸に位置し、志津川湾奥を見下ろせる場所に立地する。戦国時代当時には湾が入り江状に館近くまで入り込んでいた可能性がある。