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織田信友の謀反にあい自害する
斯波 義虎
ポイント
- 尾張守護斯波氏の一族で斯波義雄の嫡男
- 父・義雄とともに今川家に備える
- 織田信友の謀反にあい自害する
官職・役職
- 不 明
親 族
- 父 : 斯波義雄
- 母 : 富小路直綱の娘
概 要
尾張守護斯波氏の名家の一族で、父は斯波義敏の息子にあたる斯波義雄。
父と共に今川家の遠江侵攻に備えるが破れ、遠江を失う。その後、織田信友の謀反にあい自害する。
出生と今川家との戦い
父・斯波義雄は応仁の乱の中心人物である斯波義敏の息子で叔父に12代当主・斯波義寛がいる。つまり13代当主義達は従兄の関係にあたる。
父義雄は遠江守護代として、義寛やその後を継いだ義達に従い、遠江進出を図る今川氏に備えたが、1515年8月に義達が今川氏親に完敗すると斯波氏は遠江を失った。
織田家の傀儡
今川家に敗れた事をきっかけに尾張斯波氏の権威は低下し、次第に尾張守護代・尾張守護代織田氏の傀儡とされ始める。
そして、1554年7月守護代の織田信友が斯波氏に対して謀反を起こすと、義統や他の一族とともに自害し尾張における斯波氏は滅亡の危機にあうが…