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伊達尚宗の次男で留守家の家督を継ぐ
留守 景宗
留守政景 肖像画
ポイント
- 伊達尚宗の次男
- 留守家を継ぐ
- 重要史料「留守分限帳」を作成した
官職・役職
- 官位: 相模守、安房守
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留守政景 肖像画
1492年 | 1歳 | 伊達尚宗の三男として誕生 | 1495年 | 4歳 | 留守家の家督を継ぐ | 1506年 | 15歳 | 小鶴で国分氏と戦い勝利する | 1542年 | 51歳 | 天文の乱では伊達晴宗側につく |
1554年 | 56歳 | 死 没 |
留守家16代当主。伊達尚宗の次男で留守家の家督を継ぐ。伊達晴宗の味方につき天文の乱を戦う。資料としての価値が高い「留守分限帳」を作成した。
ちなみに、三男・大條宗家の直系の子孫が、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおだ。
1492年、伊達氏13代当主・伊達尚宗の次男として誕生。母は積翠院(上杉房定養女、上杉房実娘)。
誕生後ほどなくして嫡男を失くした留守氏15代当主・留守郡宗の婿養子となった。(留守郡宗の娘を娶った)。
1495年には郡宗の死去により家督を継いで当主となった。
留守家継承後は伊達家と共に勢力拡大につとめた。1506年には小鶴で国分氏と戦い勝利した。
また伊達家の内乱である「天文の乱」では甥の伊達晴宗に協力し、実兄・稙宗に属した国分氏と戦った。
景宗は史料として重要な「留守分限帳」を作成した。これは留守氏の歴史を反映し、戦国大名の組織などを知る上で貴重な史料とされている。