二本松政国の次男で庶流・新城氏の養子となった

新城 村尚あらき むらひさ

概 要

陸奥国安達郡椚山城主。
二本松氏第6代当主・二本松政国の子で、庶流の新城氏に養子として入った。その後、子の尚国(義国)が二本松宗家の当主となるとその後見人を務めた。

  ポイント

  • 4代当主・二本松政国の次男
  • 庶流の新城氏に養子として入った
  • 8代当主となった子・義国の後見人をつとめた

誕生・死没

  • 誕生:不 明
  • 死没:不 明

名 前

  • 弾正少弼(通称)
  • 右馬頭(通称)
  • 盛継(別名)
  • 稙尚(別名)
  • 時国(別名)

所 属

親 族

二本松政国
兄弟二本松村国(兄)、仏天(弟)、石橋泰義(弟)
二本松義国直継、二本松政仲

宗家の後見人として

1547年、第8代当主・義氏の死去にともない息子の尚国(義国)が宗家の当主として迎えられると、その後見人を務めたという。

新城家とは

新城家は、二本松家6代当主・国詮の四男・氏泰を始祖とする家系で陸奥国安達郡椚山城に拠点を構えた。つまり二本松家の支流である。

しかし、その後宗家に世継ぎが生まれなかったため、新城村尚の子が宗家 を継ぐことになる。